楊 安迪 - Andi Yang

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こう呼ばれています

Andy

職種 / 役職

Software Engineer

入社日

2021年10月1日

来日し、MOSHに入社して、僕の人生は180度変わった。「個」を活かした新しい生き方を模索していきたい。

中国出身の楊さんは大学生まで中国で過ごし、エンジニアとして中国の企業に就職し、日本のSES企業へ派遣という形で来日しました。

今回は楊さんのMOSHにジョインするまでの道のり、前職での働き方、MOSHを選んだ理由を中心にお聞きしました。ぜひ、最後までお楽しみください。

「世界と繋がりたい」その思いがきっかけで、エンジニアを目指すように。

―まずは、エンジニアを目指したきっかけを教えてください。

生まれは中国で、大学生まで中国に住んでいました。僕がプログラミングに興味を持ったのは、大学在学中の20歳の頃のこと。僕が初めてTwitterを使ったのがその頃です。世界中で一般的に誰もが使っているTwitterですが、中国では正式には使うことができませんでした。 日本人や英語圏の人とTwitterを通じて交流する中で、同じくらいの歳でさまざまな経験をしたり、いろいろな生き方の人々と出会い「世界と繋がりたい」そう思い、インターネットの世界に興味を持ち始めました。

―日本へ来ることになったきっかけや、その経緯を教えてください。

大学4年の時に就職活動を始め、中国国内のいくつかのIT企業にエントリーしたのですが、就職はなかなかうまくいきませんでした。というのも、その時は趣味程度でプログラミングをしていたので、ビジネスで使えるほどプログラミングの知識は僕になかったんです。 そこから本気でプログラミングを学び始め、とあるIT企業に就職することができたのがきっかけで、日本にやってきました。

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音楽や自然が好きなAndyさん。仕事の合間の気分転換に散歩することも。
音楽や自然が好きなAndyさん。仕事の合間の気分転換に散歩することも。

―新卒で就職した会社では、どのような経験を積まれましたか?

僕が最初に就職した会社は、中国資本のSESの企業で、社員の8割くらいが中国人という会社でした。その会社でエンジニアとして日本の企業に派遣され、Web開発を行っていました。主にPythonやAWSに触っていて、同じクライアントの案件を2年間担当しました。

―転職のきっかけはどんなことだったのでしょうか? 給与制度や残業時間、残業代など、働き方や待遇の面で大きな違和感を持ち生活にも支障をきたすようになっていったのですが、構造的に自分一人の力では変革が難しいと考えたのがきっかけです。また、これまでSESの企業で働いていたので、次は事業会社で働きたいという思いがありました。

MOSHに出会い、ここは「まさに僕の理想の会社」と思うことができた。

―転職活動において、どのような会社を探していましたか?

IT企業以外も視野に入れて、転職エージェントを通じて、プログラミングなどの技術を使える幅広い会社を候補に入れていました。 そんな中で出会ったのが、MOSHです。それまでは事業会社であれば特にこだわりはなかったのですが、MOSHに出会い、まさに「僕の理想の会社だ!」と思いました。

―MOSHを「僕の理想の会社だ!」と思った理由を教えてください。

僕は年功序列の世界であったり、しきたりや厳格な規律があったり、そういうものに抵抗を感じていたのため、ベンチャー企業であるMOSHがそういう環境とは全く正反対の会社であることに惹かれました。平均年齢も20代後半から30代くらいで、僕と年齢の近い社員も多いので、居心地が良さそうだなと感じました。

―『MOSH』というサービスについては、どのような印象を持ちましたか?

個人で仕事をする人がどんどん増えているこの世の中で、とても重要なサービスだと思いました。将来的には、企業で働く人はもっと減っていって、個人事業主がさらに増えていくはずなので、そういう人たちの手助けをする『MOSH』はすごくいいサービスだなと。それで、この会社で働いてみたいと思ったんです。

―その他、MOSHへの入社の決め手がありましたら、教えてください。

社内で情報共有がしっかりとできているところが、いいなと思いました。MOSHではSlackやNotionなどのアプリを使っているのですが、社員であればアプリを使用して、会社の経営状況や今後の事業計画など、ほとんど全ての情報を見ることができます。 これまでの業界では考えられない環境です。そういった社内のクリーンな環境がすごくいいなと思いました。

MOSHに入社してさまざまなバックボーンを持つメンバーと出会い、人生が変わった。

―昨年10月にMOSHに入社した楊さん。現在はどのような業務を担当していますか?

前職ではバックエンドの開発がメインでしたが、「フロントエンドの開発にも携わりたい」という思いを聞き入れてもらい、今はバックエンド、フロントエンド、どちらも担当させてもらっています。具体的にはグロース開発チームに所属して、事業者さんの数を増やすための施策にまつわる開発を行っています。 MOSHは、村井さんを始めとしたエンジニアメンバーがしっかりと丁寧に教えてくれるので、基本的な知識があれば、いろいろなことに挑戦させてくれる環境があります。そこもすごくいいところだと思います。

―MOSHの好きなところ、良いところは、どんなところですか?

会社全体で、エンジニアの考えを大事にしてくれる文化があるところが良いなと思います。デザイナーから一方的に依頼されることはなくて「ここはもう少し改善した方が良さそうだな」と感じるところがあれば、デザイナーと話し合いながら開発を進めていける環境があります。僕の意見を尊重してくれて、それを事業に反映してくれる。 ロボットのように働くのではなく、相談しながら一緒に開発を進めていける環境はすごくありがたいし、モチベーションが上がります。

―その他、MOSHで働いていて楽しいな、面白いなと感じる瞬間を教えてください。

基本的にはリモートワークが中心ですが、毎週金曜日は社内にエンジニアチームのメンバーは出社することになっています。みんなで一緒に仕事をするのが楽しいし、仕事終わりにみんなでゲームをするのもすごく楽しいです。みんなでキャンプに行ったりも。そういったメンバーとの交流が、すごく楽しいですね。

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―MOSHのメンバーはやはり、仲がいいですか?

はい、仲が良いと思います。僕はこれまで中国で生きてきて、一つのことを突き詰めるというスタイルで生きてきました。でも、MOSHにはいろいろなバックエンドを持ち、面白い人生を歩んできたメンバーがたくさんいます。そういうメンバーと触れ合って、僕の世界観はガラッと変わりました。 いろいろなメンバーがいますが、大きな転換期を経てMOSHに入社しているメンバーが多いですね。例えば人生において大きな挫折を経験したとしても、そこから這い上がる精神をしっかりと持っているメンバーが多く、そういう話を聞いていると、僕も勇気が湧いてきます。

日本で見つけた新たな可能性。MOSHでの働き方を通じて、これからの生き方を模索していきたい。

―「個」を活かした働き方や、それを支援することについて、どう感じていますか?

日本でも「年功序列の時代が終わった」というようなニュースをよく見るし、働き方の変革期が今、訪れていると思います。一つの企業に所属して一つの仕事をするのではなく、一人の人がいろいろなプロジェクトに所属して、たくさんの仕事をする時代が来ると思います。 そういったさまざまな個人をサポートして、活力ある経済に貢献していく。MOSHで働くことでその一端を担えることは、とても嬉しいなと思います。

―MOSHで今後挑戦したいことや目標を教えてください。

僕のプログラミングの技術はまだまだなので、これからもっと勉強して、経験を積んで、幅広い業務を担当できるようになりたいです。バックエンド、フロントエンドと経験させてもらってきているので、これからはサーバーサイドにも携われるようになっていきたいですね。 それから、エンジニアという枠を超えて、経営にも携われるような立場になれたら良いなと思っています。MOSHはいろいろなことに挑戦させてくれるので、チャンスがあればチャレンジしたいと思っています。

―働く上で、人生を生きる上で、大切にしたいことは何ですか?

僕は20数年近く、中国で過ごしてきました。そんな僕から見ると、中国人と日本人の人生における考え方はすごく違うなと思います。中国人は「学校を出たら大企業に就職して、仕事をして、結婚して」というように、どっちかというとシンプルな考えを持っていると思います。 でも、日本に来てからMOSHのメンバーやさまざまな事業者さんと出会い、「人生には選択肢がいっぱいある」ということを知りました。どう生きるのか、まだ僕の答えは見つかっていませんが、誰かに左右される人生ではなく、僕が僕らしく生きられる。そんな人生を送っていきたいと思っています。