立﨑 衣織 - Iori Tachizaki

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こう呼ばれています

いおりさん

職種 / 役職

クリエイターサクセス

入社日

2021年10月13日

私をハブに人や情報がつながり、化学反応が起こる。カルチャー活性化の一助を担う存在になりたい。

これまで3社のベンチャー企業で、主にPR担当として活躍されてきた立﨑さん。その業務の枠を越え、営業、秘書、人事、総務など、たくさんの役割を経験されてきたと言います。

そんな立﨑さんは、自身がこれまでやってきた仕事を

「コミュニケーションを通じて、人と情報をつなぐ仕事だった」

と、その共通点を語ります。

立崎さんはこれまでの経験を活かし、2ヶ月間の副業期間を経た後にMOSHへ入社。カスタマーサクセス担当として、日々クリエイターさんとコミュニケーションをとり、クリエイターさん同士や情報をつなぎ、事業の成長へ向かって伴走し続けています。

そんな立﨑さんに、働くということへの考え方、MOSHに転職した理由、この先のビジョンについてお聞きしました。

大学時代の学び、PRという仕事を通じて気づいた「個」を活かした自分らしい働き方。

―まずは、学生時代にどんなことをしていたのか、どんなことを学んでいたのかを教えてください。

大学時代は、カルチュラル・スタディーズという学問を学んでいました。「文化」というととても大きな概念だと思われがちですが、自分自身も文化を持っていて、それを誰かと共有することで複数人の文化となり、さらには会社や組織の大きな文化になっていく。そんな学問を学んでいたんです。 そういう文化の広がりって、人間関係やどんなことにも言えると思うんですよね。人を介することで、化学反応が起きていく。大学時代にカルチュラル・スタディーズについて学んだことで、そういったところに面白さを感じていくようになりました。

―卒業後は、どのような道へと進んだのでしょうか?

大学在学中からインターンでお世話になっていた、外資系の企業に入社しました。そこでPRの仕事に出会ったのですが、海外とのやり取りも多く、さまざまな人や価値観と触れ合う中で、仕事をする意味や働き方について改めて考えるようになったんです。 MOSHに入社するまでに3社経験しましたが、それらの経験から「生きるために働く」のではなく、「自分の人生を豊かにするために働く」ということの大切さや、一人の会社員でありながら「個」というものが大切であることに気づきました。

立崎さんの社会人生活の原点でもある学生時代のインターン〜新卒時代。秘書やPR、営業などをメインに担当されていました。
立崎さんの社会人生活の原点でもある学生時代のインターン〜新卒時代。秘書やPR、営業などをメインに担当されていました。
ポップアップイベントでは、企画から資材デザイン、設営やお手伝いしてくれるバイトさんの採用・教育までも幅広く担当。
ポップアップイベントでは、企画から資材デザイン、設営やお手伝いしてくれるバイトさんの採用・教育までも幅広く担当。

―MOSHに入社するまでに3社を渡り歩いてきた立﨑さん。これまでどんな業務や役割を担当してきたのかを教えてください。

主にPRというお仕事をメインにやってきてましたが、どの会社も5、6名から、多くて30名規模のいわゆるベンチャーといわれる会社でした。そのような規模感の会社だったので、どうしても人手が足らず、必要に応じて営業をしたり、秘書のような仕事をしたり、人事や総務の仕事をしたり…。その都度、会社を成長させるための手段として、いろいろな役割を担ってきました。

そうして、さまざまな業務を担当して来ましたが、共通点としてあるのは、「コミュニケーションを通じて人や情報をつなぐ仕事」だということです。PRという肩書きに捉われることなく、その時々で自分がやらなければいけないこと、やるべきことを考えて動き、自分が人や情報のハブになることで、誰かを支える仕事をしてこられたなと感じています。 もともと、私は自分が主役になって動くということが得意ではありません。黒子や縁の下の力持ちのような存在になって、会社やみんなの目標のために時にはPRとして、時には営業として、時には総務として…みんなを支えていく仕事をこれからもしていけたらと思っています。

2社目のMy Little Boxで。入社してすぐ、本社のフランスと連携をとりながらオリジナル商品の開発ディレクション全行程を担当。
2社目のMy Little Boxで。入社してすぐ、本社のフランスと連携をとりながらオリジナル商品の開発ディレクション全行程を担当。
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コロナ禍で試行錯誤して道を模索するクリエイターさんの力になれたら。そんな思いから、MOSHへ。

―MOSHで副業をしようと思ったきっかけや、経緯を教えてください。

コロナが流行しはじめた頃に、MOSHで働いている友人と出会い『MOSH』というサービスの存在を知りました。当時、「いいサービスだなあ」とは思いましたが、自分が将来MOSHで働くことになるとは、全く思っていませんでした。 その後、出向先の会社で一年間き、元の会社に戻るタイミングで転職を決意しました。有給を消化しながら次の会社を探そうかなと考えていた時、友人のSNSの投稿を通じてMOSHがバイトを募集していることを知って、転職の間のアルバイトくらいの軽い気持ちで面談をしてもらったんです。それが、MOSHで副業をしようと思ったきっかけです。 最初は、有休消化中の一時的なアルバイトとして「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちだったんですが、メンバーメンバーとの会話を通じてMOSHへの共感が高まり、フルタイムの業務委託としてお手伝いすることになりました。

―2ヶ月の副業期間を経て、昨年10月に正式な社員となった立﨑さん。入社の決め手は、何でしたか?

これまで3社の会社で働いてきて、「個」というものを意識して仕事をしてきました。MOSHも「個」という考え方をすごく大切にしている会社で、その会社の考え方や事業への考え方に共感できたからというところが、一番の理由です。 また、コロナ禍というタイミングであったこともきっかけの一つですね。私の周りには、個人で事業をしている友人が何人かいるのですが、そういった友人たちがコロナ禍になってから、オンライン事業にシフトし出していたんですよ。新しいものを試してみることが好きなので、私もそういった友人たちのサービスや商品をいろいろと試してみたんです。みんな試行錯誤して頑張っているんですが、「こんなにいいサービスなのに、こんなにいい商品なのに」というように、これまでPRの仕事をやってきたからこそ、打ち出し方やPRの仕方がもったいないところがあるなと感じていて。 自分の友人を含め、「コロナ禍で試行錯誤して道を模索しているクリエイターさんの力になれたらいいな。」その私の思いが、MOSHでなら実現できると思ったんです。

MOSHを通じて成長していくクリエイターさんを見守る。それが私の役割であり、この仕事のやりがい。

―今現在、MOSHでどんな業務を担当していますか?

カスタマーサクセス担当として、MOSHを活用しているクリエイターさんの事業向上のサポートをしたり、クリエイターさんが抱えている課題や声をもとに、MOSHをより活用しやすくなる仕組みを作ったりしています。 最近では、MOSHを活用して自走し始めているクリエイターさんのノウハウを、まだMOSHを活用しきれていないクリエイターさんにシェアしてもらうことで、他のクリエイターさんたちを伸ばしていこう、というプロジェクトに注力しています。 今、MOSHを使っているクリエイターさんの中には「ここのやり方がわからないな…」というように困ったことがあっても、MOSHのサポートメンバーに聞くことができず、そのままになってしまっているという方もいらっしゃいます。そういった方たちのために、クリエイターさんによるクリエイターさんのためのセミナーを開いたりしています。もちろん、MOSHのサポートメンバーがフォローしていくことは今後も続けていきたいのですが、クリエイターさん同士で共に成長していくための文化が生まれていくといいなと思っています。

―そのような業務を担当する中で、楽しさやや仕事のやりがいを感じられる時は、どんな時ですか?

日々、クリエイターさんと向き合い、顔を見ながら仕事をしているんですが、そんなクリエイターさんに喜んでもらえた時が一番嬉しいですし、この仕事をやっていてよかったなと思える瞬間です。 まだまだ私の知らない世界があって、「こういうものが、サービスになるんだ!」という新たな発見をすることができたり、いろいろなクリエイターさんの視点に触れ、新しい考え方を知ることができたりする瞬間も、新鮮で面白いなと感じますね。 それから、自分の商品やサービスをどう売っていくか、どう打ち出していくかというところを模索していたクリエイターさんが、MOSHを通じてその術を学び、事業をビジネスとして伸ばしていく。おこがましいかもしれませんが、その成長への過程を一緒になって見守っていけるところにも、楽しさややりがいを感じています。

―そんなMOSHという会社のいいところ、好きなところを教えてください。

MOSHは、クリエイターさんに対してはもちろんのこと、会社としても「個」を大事にしている会社です。日々仕事をしている中で感じることは、会社は、MOSHで働くそれぞれのメンバーが持つキャリアや、今後何をしたいのかを大切にしながら仕事を進めてくれているなと。他のメンバーもそういった会社の考え方や、事業に対して、本当に心の底から共感して働いているんだな、ということが伝わってくるんですよね。 だからこそ、クリエイターさんに対してしっかりと向き合い、心から寄り添って、成長を見守っていくことができている。そういうメンバーがいるところが、MOSHのいいところであり、素敵なところだなと思います。

クリエイターさんが課題を課題と思わず、スルーして、成長していける。そんな仕組み作りをしていきたい。

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―「個」を活かした働き方についてや、クリエイターさんを支援するとの楽しさ、やりがいは、どんなところにあると思いますか?

私自身、人生において大事にしていることでもあるのですが、働くことはとても大事です。生きていくためにはお金が必要で、働くことも必要だからです。でも、人生は何事も楽しむべきものだと思っていて、仕事においても自分が生き生きとできること、価値を発揮できることをすることが、幸せだと思っています。

『MOSH』のクリエイターさんのみなさんも好きなことをかたちにされているので、そのかたちにしたものを理想とするゴールに持っていくお手伝いをするというのは、クリエイターさんの人生に何かアクセントになるスパイスを加えるような作業だと思っています。追求すれば追求するほど難しいなと感じることも多いですが、それがやりがいにつながっています。

―「人生は何事も楽しむべきもの」という考えをお持ちの立﨑さん。MOSHで働いている今、それは実現できていると思いますか?

はい、おかげさまで楽しんで仕事をすることができています。

MOSHに入社したことで、自分の好きなことをできているというところが大前提にありますし、会社の方向性が変わって何か新しいことをやらなくてはいけないとなった時も、役割を突然投げられることはなくて、「やりたいか、やりたくないか」という私の意見を会社は尊重してくれるんです。そういう会社だからこそ自分らしさを忘れずに、楽しんで仕事をすることができるんだと思います。

―今後、MOSHでやりたいこと、叶えたいこと、目標などを教えてください。

日々、クリエイターさんと触れ合う中で思うのは、みなさん何かしら自分の事業に対して課題を感じているなということ。そういったクリエイターさんが抱えがちな課題をしっかりと解決でき、最終的には、課題や悩みそのものがなくなっていく。そういった仕組みを作っていけたらなと思っています。そうして、クリエイターさんがどこまでも成長していく。そのためのフォローをしていくことが、私が今一番力を注いでいきたいなと思っていることです。 自分をハブにして人や情報がつながることで、化学反応が起こり、新たな文化が生まれる。そして、その文化や思いを伝播させて世の中に広げていく。MOSHで働くことで、そのためのお手伝いをしていくことができたら嬉しいですね。