働き方はつくれる。カラフルな私たちの未来会議

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仕事とプライベート、どちらも人生を彩る大切な要素。MOSHでは全てのメンバーにとって居心地の良い場所であるために働き方や制度を模索しています。

現在はフルリモートで働いています。

就業時間は、フルフレックス制を導入し、各メンバーの裁量によって決められています。

そのため、それぞれがライフスタイルに合わせた働き方をしているのも今のMOSHの特徴です。

今回は、ライフスタイルや働き方の異なるメンバーに集まってもらい、現在の働き方やこれからの理想の働き方について赤裸々に語ってもらいました。

メンバー紹介

画面左上から時計回りに ちゃんみおさん:カスタマーサクセス 外川さん:人事(今回はモデレーター) 澁谷さん:事業開発 兼山さん:エンジニア (以下敬称略)

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裁量の自由さによる柔軟な働き方

外川:MOSHのようなまだ小規模のスタートアップにjoinするってかなり勇気のあることだと思うし、大きな組織で働く方から見ると、”生活を全て捧げないとやっていけない感”が多少なりともあるかなと思うのですが、実際どうなのかというところを今日は聞いていきたいと思っています。

早速ですが、みなさんのそれぞれの1日の平均的な生活リズムはどんな感じですか?

ちゃんみお:私の場合は日によるんですが、大体こんな感じです。

  • 7:00頃 起床
  • 8:00 業務開始
    • チャットが活発化していない時間に自分の仕事に集中
  • 10:00
    • チャットが活発化するのでコミュニケーションが必要な業務をメインに行う
  • 18:00頃 終業
    • リモートになってからはこのくらいの時間に切り上げて、リフレッシュする時間を取ったりした後に数時間仕事

日中の稼働をベースとしながらも、集中できそうな時間をあえて見つけて業務を行ったりしています。間に半身浴などを自分のペースで挟んでリフレッシュしてからまた仕事したりしています。日によって深夜の方が集中できることもあるので自分のペースで稼働時間は変わりますね。

外川:集中できる時間を意図的に狙って予定を組み立てているんですね!澁谷さんと兼山さんはお子さんがいらっしゃいますが、育児との両立をどう図ってますか?

兼山:僕の場合はこんな感じです。

  • 7:30 起床
    • 子供にご飯をあげてからもう一度寝る(笑)
  • 8:50 再度起床
  • 9:00 保育園送迎 & 買い物などの用事を済ませる
  • 9:30 帰宅
  • 10:00 業務開始
  • 17:30 一旦業務終了
    • お迎え&家事(ご飯、入浴、洗濯など)
  • 21:30 子供就寝&業務再開

17:30-21:30の間は育児が一番慌ただしい時間帯なので、ここは完全にブロックしています。

外川:兼山さんは遅い時間帯にも稼働しているイメージがあります。 兼山:そうですね、でも単にslack見ているだけの時もありますし、夜仕事するのはいつもではなくて昼にうまく時間が取れなかったり、何かの締め切りが近かったりする時ですね。

あとは、僕個人として、深夜の方が集中できるので、あえてその時間を作業のに充てているということはやっています。その分、日中は家庭とのバランスをとらせてもらっていますし、状況に合わせて柔軟に変えています。

外川:夜の方が集中できる人はいますよね。渋谷さんは双子のお子さんがいますがどうやって両立されていますか?

澁谷:僕の場合は20時以降にmtgが入る日と入らない日で2パターンあるんですが、夜に入らない日だと、

  • 4:00 業務開始
  • 7:00 一旦終了
  • 7:00~ 奥さんと分担して家事と保育園送迎など
  • 9:00 帰宅&業務開始
  • 17:00 業務終了

早朝が一番集中できるのでこの時間に開始することが多いですね。

ちゃんみお: へぇ〜すごい!朝4時!

外川:早朝キツくないですか? 澁谷:慣れましたね〜。その分早く寝るので苦ではないです。

兼山ちゃんみお同じタイムゾーンに住んでいるのにこんなに違うんですね!

コミュニケーションの取り方

外川:集中できる時間帯や生活リズムも異なるみなさんですが、個人が裁量を持って働く時間を決めているからこそ、コミュニケーションの取り方という観点では難しさもあると思います。社内の連携という意味で何か工夫していることはありますか? 兼山:自由といっても、お昼前後〜夕方まではみんな業務をしています。なので会話が必要な仕事などは11時〜16時くらいに集中させています。 外川:コアタイムのような感じですね!

兼山:そうですね。明確なルールはないものの、今はそのようになっていますね。

ちゃんみお:たしかにみんな(mtgなどは)お昼頃に入れていますよね。私自身は夜稼働する日もありますが、そうでないメンバーも多いので意識的に夜や朝はなるべく入れないようにしています。

外川:正直、昨年前半くらいまでは無秩序でやっていましたが、徐々に組織として心地の良い時間帯が形成されてきた感じですよね。もちろん状況に応じてですが、夕方以降はテキスト中心のコミュニケーションに移行して円滑に業務を進めている感じになっていると思います。

ちなみに、リモートでお互いの顔が見える時間が少なくなると、相手のコンディションや新しいメンバーの人となりなどを知るのに工夫が必要かなと思うのですが、その辺りどんな風に感じていますか?

ちゃんみお:ここは今各チーム毎に、それぞれにあったやり方をしていますね。私の所属するサクセスチームは週2日会話の時間を作り、それぞれの状況やメンタリングを行なっています。あとは気軽にチャットでも相談しやすいよう、通常の2倍以上のテンションでテキストコミュニケーションをするように心がけています。(普段より絵文字を多く活用するなど)

兼山:エンジニアメンバーは、カジュアルで細かいコミュニケーションが多いですね。meetsやslackでのコミュニケーションは日頃から活発です。また、今はコロナ拡大により一旦停止していますが、週1で2時間程度、プロダクトにおけるさまざまな課題を議論する時間を設けていて、オフラインで実施しているのですが、そこでメンバー同士が密度の濃いコミュニケーションを図っています。あと、全社的にはチームでオンラインランチとかですかね。トピックは特に決めていないですが、普段業務で関わる機会の少ないメンバーの人となりがわかったり、お互いにコミュニケーションがしやすくなったりという効果があるなと感じています。 外川:たしかに、オフィスで議論を繰り広げているのを横目にしていました(笑)全社的には、今兼山さんが言ってくれたオンラインランチもそうですし、以前はcollaなどで、雑談が始まる仕掛けをづくりにもトライしていましたね。オンライン環境下における、コミュニケーション機会の創出は、全人事が模索中のテーマなのではと思います。「気軽に声をかけやすい関係性」づくりは職種関わらず本当に重要だと思うので、まだまだ手探りではありますが、今後も色々なトライをしていきたいですね。

オンラインを中心とした組織運営ながらも、節目では集まって顔を合わせる。全社MTGの様子
オンラインを中心とした組織運営ながらも、節目では集まって顔を合わせる。全社MTGの様子

それぞれのライフスタイルとのバランス

外川:あと、よく聞かれることとして、オンオフの切り替えってみなさん結構ちゃんとされてますか?という質問を受けます。実際のところ、みなさんはどうですか?

兼山:僕にとってのオフは「家族やその場のことに集中すること」だと思っているのですが、そういった意味ではちゃんとできていますね。休日は子供の保育園が休みで、家族で一緒に過ごしている間もちゃんとオフにできています。この「オフにできている」っていうのが大事だと思っていて、休んでいるけど、誰に言われなくても何かに追われているような、取り残されているような焦燥感を感じてしまう時もあるじゃないですか。そういう緊張感は良い意味でないので、オンオフの切り替えは良くできていると思います。

ちゃんみお:私も休みの時に「これやんなきゃ!」というプレッシャーとかはないですね。 一方で、土曜とかに仕事をするときはあります。それは何かに追われてじゃなくて、土曜日の方がゆっくり思考する時間が取れるから戦略系のことは休日に考えたい、っていう自分としてのスタイルからです。逆に週末に仕事を持ち越さず平日にしっかり仕事を終わらせることを意識する週があったりとか。自分の意思で選択できています。

澁谷:僕は休日は、サッカースクールのコーチをしています(笑)幼稚園の子達を教えているんです。あとはもちろん家族と過ごしたり。それ以外では、平日でやりきれなかった分を土日の早朝にやることがあったりは稀にしますが、休日は完全にオフにしています。海外在住の方や業務委託の方も多いので休日もslackは稼働しているため、通知はみますが、緊急以外のものは翌週にリマインドをセットしちゃっていますね。基本的に、業務時間内で対応するようにしています。

外川:なるほど。それぞれがプライベートも大事にできているようで安心しました!(笑)

より個人の生産性があがる環境を作っていくために

外川:ところで、3人ともチームをリードしていく立場ですが、個人の裁量や自由さの中でチームの生産性を高めていくという意味で課題感などはありますか?

澁谷:ビジネスサイドでは特に感じないかもです。slackもすぐに返ってきますし、稼働できる時間がずれることで業務が止まってしまうことも起きていないです。プロダクトチームはどうですか? 兼山:そうですね、大きな問題はないですが...期限が長いタスクとかだと、ボールを渡された人に閉じてしまい、状況を把握しきれないということがたまにありますかね。あとは、オンラインだと相手の反応までに若干のタイムラグがあったり、フワッとしたままのボールを投げたりアドバイスをしたりと、運よく解決に向かうようなコミュニケーションがしづらいですかね。 外川:なるほど、それらを解消するための取り組みは何かされていたりしますか? 兼山:問題が溜まる前に解決できるように、アジェンダがない時間を定期的に設定しています。特に予想外の問題が起きそうな大きいことをやろうとしている時などは先に設定しておくと、かえって時間を節約できたりしますね。そういった時間も何もトピックがなければ平然とスキップするという運用にしています。

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ちゃんみお:自由ゆえに「どこまで個々が責任を全うできるか」は大事ですよね。そしてそれは規模が大きくなればなるほど、個人差は表面化されると思うので、どの規模感までこの状態を続けていけるかは考えなくてはいけないなと感じます。一方で、細かく管理したりタイムマネジメントを人からされるのはお互いに窮屈でやりづらいと思うので、そのバランスは、組織作りの一当事者として考えていきたいです。今は問題なく回っていますが、今後メンバーがもっと増えた時のルールは考えておかないと結構カオスになっちゃうかもなーというのはありますね。

外川:心強すぎる!たしかにそうですよね。とても分かります。人数が少ない今だからこそMOSHならではの思想をもって、向き合っていかなくてはと...

澁谷:あとは、オンラインとオフラインの使い分けは大事ですよね。僕個人としては、週一回くらい顔を合わせて働けた方が、やりやすさを感じますね。

完全にリモートだと他のメンバーとお互いの距離を詰めるむずかしさが出てくるかもなというのと、今は15人だけどこれから人数が増えていった時に ”熱量”を伝播していくのが難しくなるかもなという気がしているので、オフラインでのコミュニケーションの必要性が上がるかなと思っています。

ちゃんみお:小さなことからコミュニケーションのきっかけを作っていけたりするのも出社のいいところかなと思います。「ネイル変えたんです〜」とか(笑)

でも、せっかくリモートで働ける環境になっているからこそ、自分の人生を豊かにするという側面では”地方から働く”とかもチャレンジしてみたいなという気持ちがあったりもします。

外川:MOSHでは「フレキシブルキャリア*」を使って地方で働いたり、より自分のライフスタイルや生き方を追求できる制度もあるけど、そういったものを今後もっと進化させて、会社としてのパフォーマンス向上と社員の自己実現が両立できる組織の在り方を追求にしていきたいです。

フレキシブルキャリア* = 働く場所や就業時間により柔軟性を持たせ、個人のバックグラウンドにあわせて無理なくMOSHで働くことができる制度

兼山:いいですね!”働く場所を変えながら働きたい”はコロナ禍に限らず今後も継続的に希望として出てきそうですよね。

僕個人として、定期的に顔合わせた方がいいなという理由の1つに「思い出」もあるなと思っています。オンラインで話しているのが思い出になるのってあんまりないじゃないですか。

ちゃんみお:うん、あんまりない(笑)

兼山:大きいリリースをしました!とかは思い出になるかもですが、それ以外はそんなにないので、例えば「月一の合宿でたまたま一緒に座って、初めて深く話した人の熱量にびっくりした!」とか、そういう直に触れた思い出があると普段のコミュニケーションもとりやすくなるなと感じます。

あと、写真も大事ですよね!一番最近の合宿でみんなでご飯食べている写真とか、いいな〜と思います。

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(勝浦での合宿。※撮影時のみマスクを外しています)

一同:たしかに思い出は重要ですね。

ちゃんみお:普通に出社してた時って毎日何かしらありましたもんね。

外川:出社の数より思い出の数か...いいな。

MOSHでの働き方の実態を知ってもらうためにスタートしたインタビューでしたが、予期せず話題が広がっていって楽しかったです。こういうことを0から全員で考えられるのは今だからできる貴重な機会ですよね。これからも色々な制度を作っていく上で、今後も気兼ねなく意見が欲しいなと思っています。 みなさん本日はありがとうございました!

<編集後記>

同じ人間、似たようなバックグラウンドでも体調やライフスタイルは多種多様、十人十色。今後組織が大きくなっても仕事はきっちりこなしつつ、自分の生活もちゃんと大切にしていけるように、柔軟さと生産性を確保するための働き方は誰か一人が決めるのではなく、みんなで創り上げていくのがMOSHのやり方です。 組織のあり方も一緒に考えていけるフェーズのMOSHに興味がある方、以下の採用ページよりぜひお気軽にご連絡ください!