皆さんこんにちは。
ネットでサービスを売れる会社「MOSH」でブランドマネージャーをしています、 来休(ライキュウ)です。
「こうかはばつぐんだ!」 僕ら世代(30代)の人なら、誰もが一度は聞いたことがある(?)この言葉を、MOSHではコアバリューの1つとして採用しています。
今回は、MOSHが新しく策定した4つのコアバリューの1つ 【Super Effective!(通称スーパーE)】についてお話ししたいと思います。
最適なコミュニケーションを選択することの重要性。
MOSHには多様な個性を持つクリエイターさんが集まっています。それぞれ全く異なる個性やバックグラウンドを持っていて、目指すべきゴールもバラバラです。なので、画一的なサポートだけでは、すれ違いやミスマッチが起きてしまいます。
例えば、【料理人】のクリエイターさんに【ヨガで成功するノウハウ】を伝えても意味がないですし、【フォロワー100人】の人に【フォロワー1万人以上のとき有効な戦略】を伝えても機能しません。
クリエイターさんの属性、そして個性に合わせた【最適なコミュニケーション】を選ぶ事で、はじめて戦略が機能するのです。
そこで、MOSHでは「スーパーE」というコアバリューを策定しました。
スーパーEとは、簡単に言うと【相手に合わせて、最適なコミュニケーションを選択する】ことです。
例えば、相手が【ITに詳しい人】なら、専門用語をバンバン使って効率的に話を進め、逆に【ITに詳しくない人】なら、専門用語を出来るだけ簡単なコトバに言い換えて伝えます。 一見当たり前に思えることですが、これがなかなか難しい。
スーパーEを語る際にとてもに便利なので、リファレンス元でもある【ポケモン】を例に説明します。
地面タイプの相手(ITに詳しくない人)に、電気タイプの技(専門用語)は通用しないので、水タイプ(分かりやすい言い換え)に切り替えてコミュニケーションをとる。これを相手のタイプに合わせ柔軟に変えていく。
スーパーEを実践するコツ3選
「スーパーEの概念は分かったけど、具体的にどうやって使うの?」 と思う方もいらっしゃると思うので…
次はスーパーEを実践するためのコツを3点、紹介したいと思います!
スーパーEを実践するコツ
- 例え話を多用する
- 意見はぶつけ合わない。受け入れ合う。
- 「ひとりの心を動かす」を意識する
【1】例え話を多用する
最もシンプルで、かつ最も効果を発揮するのが【例え話】です。
文字だけだと分かりづらい…という情報でも、【例え話】を使って【他の事柄に置き換えて話を進める】と、グッと分かりやすく、そして記憶に残りやすくなります。
例えば以下の文章をご覧ください。
一回読んだだけでは、あまりピンとこないですよね? この文章を、【例え話】を使って分かりやすくすると。
一気に話が入ってきませんか?
1つだけ注意点があります。それは【相手が詳しくない事柄で例えてしまう】こと。 スラムダンクを読んだことがない人に、山王工業のキャラで例えても、ピンとこないですよね。
目的は【相手に伝わること】なので、 例え話をする時は、相手の土俵で相撲をとりましょう!
例え話を使うことで、あなたの伝えたいことが、 より分かりやすく伝わり、より長く相手の記憶に残ります。
【2】意見はぶつけ合わない。受け入れ合う。
自分は正論を言っているのに、相手は全然納得してくれない。そう言うシチュエーションってありますよね?
逆もまた然りで、たとえ自分が間違っていたとしても、頭ごなしに否定されちゃうと、素直に意見を聞きたくなくなります。
否定や正論のぶつけ合いは、良かれと思っていても、結果的に議論を停滞させてしまいがちです。お互いがお互いの意見を受け入れず、ただ平行線のまま終わってしまう…それでは意味がありません。
そこで、スーパーEでは「相手を受け入れ、同じ目線に立ってみる」ことを推奨しています。頭ごなしに否定せず、まずは相手の意見をそのまま受け入れます。
「自分の意見を受け入れてくれた」という事実があるだけで、人は「自分も相手の意見を受け入れてみよう」と行動します。「相手を受け入れる行為」は、そのまま「意見の通りやすさ」に直結するのです。
そもそも話を聞く気がない人には、何を言っても無駄ですよね?スーパーEをするためには、「まずは話を聞いてもらう環境を整える」ことがとても重要です。そして、その手段の一つとして、「相手の意見を受け入れる」という行為は有効です。
【3】「ひとりの心を動かす」を意識する
より効果的にコミュニケーションを取るためには、ありふれた言葉ではなく、「その人に刺さる言葉」を選ぶことが肝心です。
例えば、メルマガなどの画一的なコピペ文章に心を動かされることは、あまりないです。でも、あなたのパーソナリティに触れた内容が含まれていると、少し「おっ!」と思いませんか?
友達に話すと100%ウケるすべらない話も、初対面の人にいきなり話せば、ほぼすべります。大事なのは、話の内容よりも「誰が話しているのか」そして「誰に向けた言葉なのか」です。
たとえば仕事依頼のDMが届いた時、その内容がもしもコピペだったらどう思いますか?あまり良い気はしないはずです。でもちゃんとあなたに向けた言葉だった場合、とても嬉しいはずです。内容はどうであれ、「自分のために考えてくれた文章」は、とても尊く、同じ情報でも「その人に向けた表現」が入っていると、刺さり度はガラッと変わります。
以上3つのコツを紹介しましたが、これらを実践するためには 【相手を知ること】が前提になってきます。
MOSHには、相手を知ることに特化した【スタワン】というバリューがありますので、 そちらの記事も合わせて参照していただけると嬉しいです!
MOSHでは、スーパーEを大切にして【こうかはばつぐんだ!】と言えるコミュニケーションを選択し続けられるように、日々精進して参ります。
今後もMOSHをよろしくお願いいたします!